前回「初心者50歳運動音痴のロードバイクはじめ」でsaitamichiの、ロードバイクを趣味にしようをご紹介しました。今回はその続き。初めてのロードバイクを買う。2019年10月のことです。
ロードバイク買うなら専門店?
スポーツ自転車を買うなら、専門店。初心者は特にメンテナンスの相談ができるようなショップ推奨とあるので、そうなのね・・・と素直に従うことにする。アサヒ自転車とかだと敷居が低くなるのでよいのだけどどうやらちがうタイプのほうがいいらしい。
実際乗ってみて、会った自転車乗りの方の体験で譲ってもらった自転車の整備をしてくれるところを探すのが大変だったと聞いたりしたのでそういったこともあるようです。
本当はネットショップで買ってもメンテナンス気軽に出来る体制があったり、中古でもしっかり整備してもらって始められるとか、敷居がもっと低ければやってみようという人の裾野も広がるんじゃないかなぁと思ったり。単純な消費者目線のつぶやきです。
初めてのロードバイクにカーボン!?
クロスバイクでも良かったのだけど、せっかくなら速く走れる自転車がいいかな!とロードバイクをネット検索。6万からあるらしいと知って、高いイメージが軽減してやる気モードに。
周りにロードバイクに乗っている人がゼロだったので、サークル的なものに入りたいと探すと、中年世代が多そうな落ち着いた?雰囲気のクラブがあったのでメール質問する。
クラブの活動のことや、これから買うロードバイクについても。
購入するロードバイクについてクラブの方から、アルミロードで始めても1年後にはカーボンに変えてる人が多いので続けるならカーボンがいいかもしれないとあった。
うーん?カーボンっていくら?
最初の1台として人気のアルミロードバイクは15万前後?カーボンになるとプラス10万の28万。うわっ!!ロードバイクのイメージ通りのお高い価格!
口コミとかはどうなんだろう…最初の1台はアルミで始めた人多そう。始めたけどやめちゃってる人も多い?自分が続けられそうかも含めて心配はありつつもせっかく始めるならカーボンでもいいかな~?になってる自分がコワイ!
15年前にオートキャンプを始めたときも、ホームセンターの安価なテント1万前後ではなく、せっかく買うなら職人気質といわれるオガワのテントの型落ち品4万円をえい!と買った記憶あり。いざはじめようというときはいいもので始めたい派みたい。
のちに、ロードバイクサークルの走行会へ行ったときにカーボンすすめられた話したら、ほかの方がみんなのけぞっていた(笑)事実ではあるけどなかなか勇気がいることのようです。
いざ!スポーツ自転車専門店へ
ロードバイク乗ってる知人もゼロの中、とっても敷居の高いスポーツ自転車専門店へ。やる気モードになると早い性格なので、ショップめぐり3店舗。2週にかけて3店舗とレンタル1ヶ所巡りました。
ドキドキの1店目 スポーツ自転車チェーン店
1店舗目は、クロスバイクに乗っていたことのある妹に付き合ってもらって。チェーン店のスタッフさんは説明も丁寧で、妹がクロスでパンクしまくりだったのは空気圧が少ないリム打ちパンクで通常はパンクは多くないこと教えてもらえた。初心者ほどブレーキやギアなどが良いものがおすすめとのこと。しっかり効く油圧ディスクブレーキと、105コンポを勧められた。ロードバイクにも種類があって、最近人気のあるcannondaleのグラベルも左右重さバランス考えられていてタイヤが太めでギャップでも安定しやすく乗りやすくオススメなこと。ディスクブレーキでなければ2019年当時11万少々、ディスクブレーキにすると19万円ほど。納期が翌年4月でよければコーダーブルームのロードが13万とか。スタッフさん個人としては長距離乗るより車に積んで那須あたりに13km好きなルート走らせるのもいいなんて話を聞く。ど素人な私にはどれも新鮮なお話。ブレーキは油圧ディスクにしようと思う。
1人でハラハラ2店目 スポーツサイクル扱う個人店
2店舗目は地元の個人店へ1人で行く。ブコツな感じの店主さんに質問をしつつもなかなかうまく聞くことができず撃沈。
レンタル走行後3店目 スポーツサイクル専門店個人店
3店舗目は近隣の街のスポーツ自転車個人店へ1人で。オーナーさんがコワそうだったのでビビる。私がロードバイク乗りたいと伝えると、「え!あんたが?お子さんじゃなくて?」の雰囲気(決してそのように言われたわけではありません)。私がネットで調べてきたことや実際に乗れるかレンタルで走ってから来たこと話したら態度が柔らかくなって相談に乗ってくれるようになった…ホッ!自転車への熱意感じる話をたくさん聞いた。油圧ディスクブレーキにしたいことを伝える。下り坂で事故がおきることが多いので女性はとくにディスクブレーキがいいとのこと。当時はディスクブレーキが雑誌などで華々しく出ているけどリムブレーキのほうが多いころ。グラベルなどタイヤの太い自転車は遅くなるのでグループ走行に向かないこと。砂利道向けと言っても実際走る道は砂利は少ないことなど聞く。周りにロードバイク知人ゼロなのでサークルに入れてもらおうと思っている私としては乗り心地良いグラベルにも惹かれるけれど、多少は走れる自転車にもしたい!カタログにおすすめ型番を説明してもらい納期なども調べもらう。家族と相談して詳細はお返事することにして帰宅した。
よく見た目で好きなデザインを選ぶといいとかネットにありましたが、始めようと決めたら早く乗れればよかったこと、見た目はそこそこでOK!納期の兼ね合いだったか?ジャイアントかキャノンデール。ジャイアントの方が多少多く値引きができると聞くが、ジャイアントは家族がクロスバイクで乗ったことがあったりメジャーすぎるのでやめておく。図書館で借りて読んだ本 やまめの学校 堂城 賢さんの「自転車の教科書」の影響もあって乗り心地が良くて長く乗れる種類。クラブの方オススメのアルミよりカーボンも採用して決めました。会ったことのない方だけど、数少ない自転車のこと聞けて、わが家事情にも合ったため。
cannondale SYNAPSE CARBON DISK Women’s 105 2020
1店舗目でcannondaleとグラベルのイメージが上がったのと、納期が早めだったこと。グラベルだとサークルなどで人と一緒に走るには差がつきすぎて厳しそうと思ったため。乗り心地良いけど長く乗り続けられるコンセプトのSYNAPSEを選ぶ。サイズ44(48と迷っていたがショップチョイス)タイヤサイズ700×30c クランク50-34 リア11-34
家族との話し合い
6万円でも買えるかも?ロードバイクから始まったので、途中で15-20万くらいになるかもと伝えてはいましたが、当然納得するわけもなく…最終的に選んだのは27万円もの価格になって夫と娘はさらにビックリ。アルミロードバイクを買って1年後にカーボンを追加で買うなんて許されるはずもないので、それなら最初からカーボン買っておくほうがいい思ったこと。運動音痴50歳ロードバイク始めでアルミロードバイクをレンタルしたときにクロスバイクに初めて乗ったときの感動のような、軽さをそれほど実感できなかったこともありカーボンを選びたい。そんなこんなを家族に説明。かなりしぶられたけれど、自分のお金として持っている分を出すということでしぶしぶ納得。当時高校1年だった娘からは私の続かなかった習い事を挙げられて4年を目度にすぐに辞めないことと釘をさされた。
初めてのロードバイクを手に入れる
初めてのロードバイクが、納車されたのは消費税が10%になったばかりの頃の2019年10月5日。仕事から帰ったあと車でいそいそ引き取りに行った!
山梨への夏の週末ドライブの夫婦の会話から始まったsaitamichiの「ロードバイクを趣味にできる?」はとうとうスタートした。
今回の自転車写真は夫がデジタル一眼で撮影してくれたものを使用しました。
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