関東で鮭の遡上が見れるって知らなかった

関東近辺
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埼玉県と群馬県の県境 利根大堰(とねおおぜき)

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埼玉県行田市と、群馬県千代田町の間の利根大堰(とねおおぜき)

千代田町のジョイフルホンダが大きいのでたまにドライブがてら行くのですが、利根大堰を通ります

11月11日もいつも通り走っていると見慣れないのぼり発見「サケ 遡上中!!」

え!鮭??こんな内陸で見れるの~~!?  Uターンして立ち寄り。

利根川の河口千葉県銚子市から154kmの関東でも内陸に位置します

利根大堰(とねおおぜき)下より

みんなが眺めている魚道上からは、さっぱりわかりません。

魚道 上から

利根大堰を見上げると やっぱり大きい!空がきれいなので1枚撮影

大堰自然の観察室へ 

魚道で鮭が見えずちょっとがっかり。見回すと降りる階段があります

さりげない観察室への階段

大堰自然の観察室の案内を降りるとすぐに最初の観察窓ガラスがあります

やはり、魚道をサイドから見れる作りになっています。

おぉ!!鮭が2尾水流の中はねています こんなに大きな鮭見れるってことに感動・・・写真はあとから撮影しました

産卵のために川を遡上してくる鮭。子供のころから何度かテレビ番組見ていた風景が

埼玉の利根川で見れることに大人の方が心動くと思う。

北海道や東北の川でしか見れないと思っていたし

すぐ横の魚道で跳ねる鮭の臨場感がすごい。施設は調査目的なのかシンプルです。

利根大堰ではどのくらいの数がいつまで遡上するの?

平成28年4,038尾 10月20日以降から増え始めて1日あたり30から122尾。11月は1日あたり70から160を計測。平成29年3,389尾 0が多く月末は台風のため計測できず。11月1日あたり20から226の間で計測

利根導水総合事業所 平成30年度サケ遡上状況より表から読み取り

平成30年は11月10日にサケ遡上採卵観察会が行われていたようです。

2014年の模様を書かれているブログもありました。

年によりばらつきはありますが11月に多く遡上が確認できるようです。まだ2週間くらいは見れるチャンスがありそうです。

鮭の遡上 関東ではどこで見れるの?

有名なのは 茨城県那珂川。那珂川の流れる城里町暮らし発信メディアで紹介しています。

筑西町もネットで案内しています

住宅地近くに遡上する姿が見られるそうです

神奈川県 多摩川でも鮭の放流をしており遡上が確認されているとか

関東の鮭の遡上まとめ

今回たまたま鮭の遡上を見てびっくりして、感動して調べました。鮭の遡上。

鮭の一生は、10-11月に遡上。3-4月に放流などで海へ。4年後ふるさとの川へ戻る。海のある河口から150㎞川を上ってくる場合もあり。

日本海側では北九州の川でも鮭の遡上があるそうですが、太平洋側では銚子周辺を河口とする利根川などの河川が南限といわれているそうです。自然遡上としては銚子よりやや南にある栗山川がネットでも何度も見かけます。

今回見て感動した利根大堰をはじめ那珂川、渡良瀬川、勤行川は放流を行っているのが実っているようです。那珂川は江戸時代から自然遡上があると文献あり。

多摩川でも何年も放流を続けていて20-30尾の遡上を確認できているそうです。南限より南になるのがなかなか大変なようですが。

関東の川に遡上する鮭。利根大堰の場合2015年は1万2000尾ほど。2016年(平成28年)は4000尾代に激減。

北海道でも海水温の上昇か鮭が獲れなくなり、今まで獲れなかったブリが獲れていると話を聞いた。

そんな話とも合致するのがさみしい気もするが、今まで埼玉のこんな内陸で鮭が遡上してきている事実も知らなかった身としては4000尾でも多く感じるし、あの水流を上る鮭に会いに行きたい。

サケ遡上採卵観察会も毎年行われているようです。

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